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Mitt liv i Norge

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2017年 05月 03日 ( 1 )

Mobile 3D Scann

IT技術の発展は目覚しく、将来ロボットに取って代わられる/消える職業、、なんて話題もよく耳にしますが、建築業界でも業務のIT化が日々進んでいます。
製図も昔は手描きだったものが2Dとなり、それが今では3Dに。
2Dから3Dへ移行する時は大変だったけど、慣れてしまえば2Dに戻ることなんて考えられない。

そんな3Dで設計をする際に、なんて画期的なんだ!と驚いたのがポイントクラウド(点群データ)。
我々の世界では、主に既存建物の改築の際に使われることが多く、建物丸ごとを3Dレーザースキャナーで計測し点群データ化することで、現場に実際足を運ばずとも計測や確認が出来るというもの。
ただ、ポイントクラウドにはもちろんかなりのお金がかかるので、国が施主だったりする大規模プロジェクトで主に使われています。

実際に設計しているCADデータに、ポイントクラウドをインポートして重ね合わせることで、建物だけでなく断面における地形の確認も出来るので本当に便利。
すごい時代になったものだなぁ、と驚いたものです。笑。


で、昨日。
会社の昼休み時に、Imersoという会社がきてMobile 3D Scannについてのプレゼンをしてくれました。
これが本当に画期的かつ驚愕で。
建物の3Dスキャンを、自分の携帯でする事が出来るの!

具体的には、LenovoがGoogleと共同開発したスマホを購入し、そこにImersoが開発したTango対応のアプリを取得。
そのアプリを使って3Dスキャン。データはクラウドにアップロードし、そこにアクセスすることでデータ共有できるというもの。

3Dスキャンの方法はとても簡単で、動画を撮るのと同じようにスキャンしたい対象を映していくことで、それが3Dデータ化されます。
ポイントクラウド同様に、そのデータから距離を計測することも可能だし、何より素晴らしいのは色・素材感全てがそのまま3Dとなること!
ポイントクラウドだと点群データなので色や材質までは把握できない。

これがあれば、小さいプロジェクトでも自分でスキャンして3Dデータを取得でき、現場での計測漏れや形状・材質確認のために何度も足を運ぶ必要も無くなる。
実際にカメラに写る部分しか3Dデータ化されないので、例えば天井裏の配管の位置等は天井を開けない限りはデータ化できないけど、それはポイントクラウドも同じ(内部スキャンまで出来る技術が出来たら、本当に素晴らしい!)。

凄い時代になったなーと感動とともに恐怖まで感じたわ。


ちなみに、こちらが実際に携帯アプリを使って3Dスキャンしたデータの一例。
a0329149_15225019.jpg
回転・拡大も自由自在。
本当に細部に渡り再現されるので、その場に行った事が無い人でも、必要な情報を視覚的に全て得ることが出来るの!



そして一番の驚きが、こちらのアプリのライセンス価格。
さぞかしお高いのかと思いきや、、、1アプリにつきお値段たったの500kr(6,500円)/月!(TVショッピング風w)。

つまりLenoboスマホ購入にかかる初期投資以外は、月額500krのみで、いつでもスキャン出来ると。
とりあえずは会社で1台のスマホを購入しアプリを取得、必要に応じてスキャンする人がそれを持って現場へ、というような使用になるかと。


夫に話したら、彼も興味津々で、是非購入したいとのことだったわ。
彼が扱う物件は、図面すら存在しない建物が大半なので、毎回現場計測が大変で。
増改築がメインのノルウェーでは、本当に重宝する機能だと思う。





あまりにも感動したので記事にしてみましたが、、、興味ある人いるかな。笑。












★ryoko★

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by pinsvin | 2017-05-03 08:56 | 仕事 | Comments(0)