毎日車通勤をしていますが、会社に専用の駐車場があるわけではなく、基本路駐(駐車して大丈夫な道路なので、違法駐車ではありません)。
一応、会社の横の道路に面した芝生(↓)にも駐車していいことになっているんだけど、その前を塞ぐように他の車が止まっていることが大半なので、芝生に止めることはごくまれ。
昨日は、ちょうど芝生前の道路に車が無かったので、芝生に駐車。
したところ、知らない間にその前の道路に他の車が駐車してしまった!!
出れんがな!!!(汗)
これまでにも芝生に止めたことが何度かあるけど、こんなにガッツリ塞がれたのは初めてだわ。。。
こんなことがいつか起きるのではないかと思ってはいたんだけどね。
私が帰宅する頃には、その車がなくなっていることを願ったけど、一向に動く気配が無く。。。
切り返しまくったら出られるかな?とも思ったけど、同僚も『あれは厳しいかもねー』と。
電車で帰るしかないのか、、、と諦めかけたところで、同僚が
『車のナンバーから所有者が調べられるよ』と!!
マジデスカ。調べたら、本当に存在したこのサービス。
Statens vegvesenという、ノルウェーの国交省みたいなところが提供しているサービスで、以前は電話で問い合わせだったのが、今はSMSでナンバーを送れば、すぐに所有者の情報が返信されるというもの(詳しくは
コチラ参照)。
ちなみに有料で、1回3kr(約45円)。安っ(笑)
すぐさま試してみたところ、数秒で返信があり、うちの会社と同じ建物に入居している他の建築事務所の社員の車だと判明。
ちなみに、所有者だけでなく、車種、次の車検時期、未払いの年会費、再登録料といった情報が送られてきます。
事情を話して車を移動してもらい、無事帰ることが出来ました(^^)
それにしても、車のナンバーからSMSひとつで所有者が分かるって、凄いな。。。
日本でも警察か、もしくは陸運局に行って申請すれば出来るらしいけど。
ノルウェーって、公共の手続きでも銀行でも何でもネットが本当に浸透していて、便利ではあるものの、この国に個人情報という概念はあるのか!?というぐらい、個人情報が簡単に手に入る。
名前が分かれば、大抵は電話番号、住所はすぐに分かるし、その逆も然り(電話番号から所有者を割り出す)。
今でこそ、ノルウェー人のみ閲覧可になったけど、数年前は世界中の誰もが、ノルウェー全国民の年収や資産額もネットで見る事が出来てて、犯罪を助長することになったりしないのかな?とよく思ったわ。
(今は、税務局のHPでログインすれば誰でも閲覧可能。ただ、閲覧した相手に閲覧したことが通知されるようになったので、ある程度の自己規制は働くのかなと)
オープンな社会と言ってしまえばそれまでだけど。
悪用する人が少ないから、特に問題視もされず現在に至るのか?
日本とはえらい違いだなーと、改めて実感した駐車事件でした(笑)
★ryoko★